2013年3月4日月曜日

コーヒー界のアップル、Blue Bottle Coffee




前夜、友達と遅くまで騒いでいたので、結局ベッドに入ったのが深夜2時過ぎ、モーニングコールが鳴った6時、さすがに4時間弱しか寝てない(その前日も早朝フライトだったから睡眠時間4時間)ので体が動かない。。


この日の最初のアポは9時半だったから本当なら8時位に起きれば間に合う。

でもでも、どうしても早く起きてやりたい事があったのです!

正直、5分ほどベッドの中でじっとしたまま、やっぱスキップしてあと2時間寝ようかな~とか迷いましたが、意を決してガバっ!っと起きて行動開始。意地だわー。


そこまでして私が行きたかったところ。


コーヒー界のアップルと言われている Blue Bottle Coffee です。


元クラリネット演奏者がその道を諦めた時、彼のもう一つの情熱である、“本当に美味しいコーヒーを作ること。”から最初は自宅のガレージで始めたとか。 彼のこだわりは厳選されたオーガニックの豆を自家焙煎し、焙煎して48時間以内のものしか提供しないという徹底ぶり。

 最初はファーマーズマーケットの屋台でこのコーヒーを出していたのですが、いつも彼の屋台の前には長蛇の列が出来、遂にお店を開店。

今ではSFに6店舗、NYにも出店するほど展開しているのです。

看板も何もなく、この小さなマークだけが目印です。そんなシンプルさも素敵。(私はアイフォンの地図ががここだ、ここだ、って言ってんのに見つからなくてこの周りを5周位した。。)






こんな有名になっても、コーヒーはオーダーが入ってから一つ一つ淹れる為、店内はいつもコーヒー待ちの人でいっぱい。




店内もシンプルで素敵。コーヒー豆の袋も可愛い~☆





 朝ご飯メニューのポーチドエッグをオーダーしたのですが、ご飯メニューは8時からなのでとりあえずオリーブオイルクッキーとコーヒーで15分ほど待つ事に。

アイスラテ、を最初オーダーしたらバリスタのいけてるお兄さんに

 “アイスラテなら、このアイスコーヒーにほんの少しチョコラーテ、モカをテイストされたなんちゃらなんちゃらってアイスコーヒー(早口で聞き取れなかった&初めてのお店で後ろもつっかえて人が並んでいた為緊張して聞きなおす勇気がなかった。。)がお勧めだよ。”

と言われて頼んだアイスコーヒー。

出てきたコーヒーを見て、正直言って“あ、失敗した。”って最初思いました。

何故なら、ここってエコの為アイスコーヒー用のプラスチックの容器を置いてなくて全部ホットの紙コップで出されるんだけど、見かけが普通の氷が浮いた黒いへたれたコーヒーに見えたから。

何だよ~、ここまで来て失敗かよ~、アイスラテにしときゃー良かった。。。

って一人ふけながら一口飲んだ瞬間、衝撃的な美味しさに私、意味もなく周りを振り返ってきょろきょろと挙動不審になってしまった。


私、かなーーーーーりコーヒーにはうるさいですが、本当に瞬時にえっ?!ってきました。


私の品疎なボキャブラリーでどうこの衝撃的な美味しさを伝えたらいいのか分からないんだけど、すごくリッチ&濃いのに、全然苦い濃いじゃなくて、スイート&クリーミーな濃さって言うのかなあ。


びっくりしたああ、こんなにコーヒーでも違くなれるのか、と。

でまた、一緒に買ったオリーブオイルクッキーも一見見た目はただのショートブレッドですが、ローズマリーの利いたオリーブオイルのテイストがこれまた美味しくて、ものすごい行列がまた出来てる中、もう一度列に並んで5枚、追加購入した。





三角フィルターニにクッキーを包んでくれるところも粋だわ~☆


そして運ばれてきたポーチドエッグ。




下のパンは Acme Bread を使用しているところもさすが洗練されている。 サンフランシスコと言ったら(詳細に言うとバークレーだけど)Acme Bread。

こちらのお話はまたこれも詳しく次に~。


ポーチドエッグ&プロシュート、上に削ったグリュイエールチーズが振りかかっています。




これぞヘブン。しあわしぇ~☆


それにしても、さすがコーヒー界のアップル。

こんな美味しいコーヒを毎日飲めるサンフランシスカンは幸せだなあ。


この日は、ファイナンシャルディストリクトで仕事だったのですが、近くのフェリーターミナルにも Blue Bottle Coffee が入っていた為、実は空港に行く前にまた午後にも寄ってしまったのでした~!

1日2回ってどんだけ~?


フェリーターミナル内の店舗はカウンターのみ。





ここでも長蛇の列の中、またもや並んで今度はお土産としてエコバッグやらコーヒー豆なども購入。$100ほど落としてしまった。。

コーヒー店で$100ってあんた。。


エコを徹底しているので、かき混ぜるスティックもなく、こんな感じでスプーンが置いてあります。





今回はアイスラテをオーダー。


こちらもまた、“だからキョロキョロしてどうする?!”って自分に突っ込みいれたくなるほど、衝撃的に美味しくて周りを見渡してしまった。

エスプレッソがすんごいクリーミーでリッチ。

このコーヒーカップを片手に町を歩いていたら、" You have the best Cofee in town !" って声かけられたりもしました。


いやあ、でもLAにも出来てくれないかなあ。

でもここはひっくり返っても子供連れてけないしなあ。

今でも一人、あのクリーミーなコーヒーを思い浮かべては、あれをすぐ味わえない悲しささえ感じてしまうほどドキューン!と打ち抜かれたお味でした。



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2 件のコメント:

daysofWLA さんのコメント...

BlueBottleはお土産で頂いたことがありますが、現地のお店で飲んだらもっともっと美味しいんでしょうねぇ。
SFの方は、LAに比べるとお水も美味しいでしょうしね。
ご存じかも知れませんが、SilverLakeのForageでコーヒーを頼んで、あ、美味しいじゃん(^^)と思ったらblue bottle Coffeeの豆を使ってました。本場にはかなわないでしょうが、ちょっと雰囲気は味わえるかも知れません。

Jessica さんのコメント...

DayofWLAさん、


知らなかったですーーーー!
Silvcerlake の Forage ですね。嬉しい情報有難うございますーーー!
でも Silver Lake かあ、、うーん昔だったらヒョイと行けた距離だけどいつ行けるかしらあ。泣

今度SFに行く機会があったら是非是非、本場で味わってください~。
店内もシンプルでとっても素敵でしたよ☆