SFレポートの締めくくりはめちゃくちゃディーブなチャイナタウンにあるパン屋さんで~す。
SFのチャイナタウンって突き抜けると雰囲気変わってリトルイタリー、ノースビーチに突き当たります。
スタバとかの最近のカフェではなくて、老舗の地元民に深く愛され続けるカフェがあちこちにあって、大好きなエリアです☆
私のお奨めは Cafe Trieste という老舗カフェ。フランススコッポラがこのカフェでゴッドファーザーを書き上げたことでも知られるお店で雰囲気がすごくいいです♪
あと Cafe Greco もよく通って店員さんとまで友達になったわ~☆
しかし今回は時間切れにてノースビーチまでは足を伸ばせず、チャイナタウンのパン屋どまり。
いつ来てもチャイニーズパワーにみなぎるこの町。
全米一大きいと言われるサンフランシスコのチャイナタウンに一角を構える、Golden Gate Bakerly です。
すごいよねえ、漢字で書くと金門餅屋だもんねえ。
店内もヒジョーに庶民的。笑
店内、オーダーするカウンターのみしかなく、とても狭いのでおちおち迷って選んでる暇とかないっす。
せっかちな店員さんが、〝何?!何が欲しいの?!何個なの?!!”って攻撃的に聞いてくる為、すぐにオーダーしないといけません。
こちらのベーカリー、本当はエッグタルトで有名なのですが(エッグタルトももちろん美味しいけど、まあ私としてはこれ位のならLAでも見つけられる味だなって感じ。)私のお目当てはそれではなくこちらのパン。
カクテルバンです。
この名前、聞いたことある人少ないと思うんだよねえ。メニューにまず載ってないし!
サンフランシスコのチャイニーズ系ベーカリーではどこに行っても〝カクテルバン”と言えば絶対にあるんだけど、これ、LAのチャイニーズ系ベーカリーには絶対ないのよ。
こっちのチャイニーズの人にも聞いたけどみんな、カクテルバン????は?何言っちゃってんの??って感じで。
ハワイのチャイニーズ系ベーカリーでも探し回ったけどなかったし、たぶんサンフランシスコのチャイニーズコミュニティー(香港系)でしか知られていない名称なんだと思うの。
中身のフィリングはココナッツをベースとした白餡のようなものなんだけど、全然ココナッツ臭くないのです。
私、ココナッツ系のお菓子って極力避ける位、ココナッツあまり好きではないのですがこのパンは全くココナッツというよりも、バターミルク味のような、ほのかに甘い、クリーム程ゆるくない餡系のフィリング。
これがほっかほっかの柔らか~いパンに包まれていて美味しいんだな~これが。
なんか、昔っぽいパンです。
そしてこのカクテルバン、ほとんどのお店でメニューには乗っていないので知ってる人しか頼めない商品。
カクテルバン、と言うと中の釜からほかほかの焼き立てを出してきてくれます。
で、安い! 5個で確か$3とか?
私、その昔、サンフランシスコに住んでいた若かりし頃、チャイニーズアメリカンの男子と付き合っていまして、こういうディーブな食べ物を教えてもらってたんですね~。
本当はセカウンドチャイナタウンと呼ばれるリッチモンド地区なんかにも、穴場なチャイニーズベーカリー、飲茶なんかがたくさんあって、行きたかったけど今回は全然時間切れ。泣
次回はリベンジだーー。
プハプハしながらこのカクテルバンを大事に抱えてLAまで帰ったのでした~☆
かなりマニアックなベーカリーですが勇気のある方はお試しあ~れ♪
0 件のコメント:
コメントを投稿