2011年2月8日火曜日

台湾で5年優勝したパイナップルケーキ




台湾人で元同僚の子から昨日電話かかってきて

「旧正月で先週、台湾に帰ってたんだけどお土産渡したいからランチ一緒にしない?」


彼女は台湾で1番優秀な大学を卒業した後アメリカでMBAを取って、台湾帰国後、米系金融会社に就職していたのですがLAの駐在員に抜擢され、その後ヘッドハンティングを繰り返してアメリカに移住した人。

とても優秀な人なので、うちの会社に5年いた後、またヘッドハンティングされて今はまた別の会社で働いています。

彼女、今ではLAでもものすごい高級住宅街にどで~んと大きなお屋敷を構えていて、とても優雅な暮らしをしているのだけれど、彼女のキャリアを続けながらの子育ての苦労話を聞いた時、あーやっぱりその苦労があったから今の彼女があるんだな、って思いました。


彼女が台湾で働いていたとき、台湾では日本と同じようにやっぱり仕事帰りは毎晩10時、11時が当たり前の毎日で、生まれたての長男を託児所に預けて仕事をしていたらしいのですが、子供を連れて家に帰るのが深夜になってしまうため、最初、月曜日から土曜日の朝まで6日間ずっと預ける託児所に子供を預けていた、という。

土曜日の朝、託児所で子供をピックアップして週末一緒に過ごしてから月曜日の朝また託児所に子供を1週間預ける。


でも毎週、月曜日の朝、子供を預けるのに悲しくて泣いて泣いて別れて、もう耐えられなくなって深夜でも毎晩連れて帰る託児所に変更したそう。

ただ寝てるだけでも寝顔を毎晩自分の隣で見れるだけでもいいから、と。

子供が2歳の時、アメリカ駐在員に抜擢されて、旦那は台湾に残して単身赴任で子供とともにLAへ。

2歳の子供と二人だけで初めてのアメリカ生活、しかもLA支店を任されるなんて、想像しただけで私だったら、


「すみません、辞退させて頂きます。5年後とかでいいですか?えへ。」だな。


でも彼女いわく、


「アメリカではどんなに仕事が忙しくても5時には家に帰れるんだもん。子供と過ごす時間もたっぷりあるしこんな楽な生活ないわよ。」

その後、旦那さんもすぐに渡米して今ではもう家族でアメリカ永住。

彼女、旦那さんもかなりの実業家ではっきり言って、別に彼女が働かなくても十分、余裕な暮らしが出来ていける状態なのに、それでもどんな佳境にあっても自分のキャリアを捨てずに続けていってる姿が彼女の強さを感じてすごいなあって思ってしまう。



それでいて、たぶん育ちがもともと良い家庭で育ったんだと思うけどすごく品があって、気遣いがあって私が出産時のときなんて、


ええ?なんで?!どうして?!


って位、私がベビーシャワーでレジストリーした品物のリスト、ほぼ彼女一人で買い占めた?!って位の大量プレゼントをくれたりしてしまって、私もあまりのびっくりさにまずまずお礼とか言う前に


「なんで?ちょっと、どうして?!なんでこんな買っちゃったの?なんで?」


でも彼女はさらーっと、


「えー、なんでって言われたってだって別に双子だしー。あーでもあなたねー全然必要ない物もレジストリー入ってたわよー。あんなの病院でくれるから買う必要ないのよー。あれは除いて私が経験上、これは役立ったってベビー用品をリストになかったけど加えて買っといたわよー。やっぱり最初のベイビーはみんなどれが必要か分からないのよね~。はっはっはー。」


なんだか前置きが長くなってしまったけれど、彼女が先週、台湾から持って帰ってきてくれたお土産の話。


台湾では毎年、パイナップルケーキコンテスト、というのがあるらしく、このケーキが5年連続優勝に輝いた有名な1品らしい。






そして奥に見えるのは月餅のようなペストリー生地の中に餡子とお餅が入っていて、彼女の会社の社長が舌の肥えている顧客にだけ配る、という知る人ぞ知るメーカーのものらしい。





もう一つの白いキャンディーのようなのは、一つ一つハンドメイドで作られるピーナッツと練乳を練ったキャラメルでこれまた今、台湾では人気らしい。


なんだかそんな説明されたら、



えーーーーーーーーー。どうしよーーーどれから食べよう?!食べるのもったいないーーーー。


だって美味しかったからってすぐにまた買いに行ける物じゃないし。

悩んだ結果、全部一気に食べちゃいました☆

どれも美味しかったあーーーー。

特に、ピーナッツと練乳のキャラメル。


ヌガーみたいなんだけど、もっとあっさり、でもミルキー&ピーナッツの香ばしさで止まらない!!


アメリカで生活していると、いろんな国籍のバックグラウンドの人と知り合えて刺激をもらえて、私も頑張ろう!と励みになります。


とか言いながら今日もママに国際電話で


「もー今週も旦那、夜遅い日が多くて私一人で保育園ピックアップしてご飯用意して寝かせなきゃいけないのー。あー、もう保育園のお弁当も作らなきゃいけないのにー。ママ、またアンパンマンのレトルトカレー送っておいてよー。」


と泣き言言ってる私でした。あは。


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4 件のコメント:

tera さんのコメント...

台湾の方の苦労話を聞くと自分の育児が大したものではないように思えてきますね。私は夫とは公私共にサポートする立場なのでもうずいぶん前にキャリアのことなんて考えなくなりました。優雅に見える生活の裏で子どもと過ごせない事があるなら私は反対に今の自分であって幸せなんだなと思ったりしました。でもやっぱり育児は大変なこともあるからついイライラしてしまい反省することもありますよね。

Aloha Kitty さんのコメント...

CAで大きなお屋敷なんてかなり羨ましい!。。。が苦労話にはビックリ。子供と週末しか会えないなんて絶対にありえない。。。いくら双子ちゃんで毎日大変でも一緒に居れる事が本当幸せなんですよね。

↓お魚を見てとても素敵な笑顔。こっちまでにっこりです。うちの子をたまにHonolulu zooに連れて行くのですが、すごく喜びます。小さな動物園だけど、子供とゆっくり歩いて過ごすのにはちょうどよい大きさのZooです。

Jessica さんのコメント...

Tera さん、


そう、週末しか会えないなんて考えられないですよね。。そういう託児所が存在することにもびっくりだけど。

私もしょっちゅう怒鳴ってばっかりですよ。
「ちょーっと!なんでテーブルの上あがってんのー?!」
「あーーーーー!それは叩かないーーー!」
ってもう家帰ってから落ち着く暇ないって感じ。(笑)

まあこれも期間限定の事だから親がもっと余裕を持って接しなきゃいけないんでしょうけどね。

Jessica さんのコメント...

Aloha Kitty さん、


私も最初、「月曜日の朝Drop off して土曜日の朝Pick up して」って聞いた時、英語の聞き間違えかと思って何度も聞きなおしてしまいました。
私も絶対出来ない。彼女がだから月曜日の朝、泣いて泣いてって言ってたのも想像しただけで胸が張り裂けそうです。絶対に出来ないわ。。

Honolulu Zoo, あれ位のサイズが子供にはちょうどいいですよね!あーいいなー、懐かしい。今、一瞬にしてあのカラカウアとカパフルの角のABCストアーの上にデニーズ(まだある?)ある一角を思い浮かべてしまいました。