2010年10月18日月曜日

友達の結婚式




週末、旦那の親友の結婚式に行ってきました☆

新郎はうちの旦那と小学校1年生の時からの親友で、私達の結婚式でも旦那のベストマンをつとめたDaivie。

式は古き良きアメリカの時代をリメイクして作られたHerritage Park の中にある木造の真っ白なこじんまりとした教会で、仲良い友達、家族だけで行われた暖かいウエディングでした。






でも神父さんがむちゃくちゃ面白い人で、よくある結婚式の緊張した厳かな雰囲気ではなく、最初から最後まで笑いっぱなしの結婚式で、まずしょっぱなから


「えー、今日は参列者もアジア人の方が多いのですが、もっちろんみんなカソリックですよね?、ハッハhッハー!」


と笑い飛ばし、今日は宗教関係無く、みんなでこの二人を祝いましょうね!さあ、じゃあクリスチャンじゃない人もみんなで言ってみよう、アーメン!」

みたいなノリで、さすがアメリカ、とってもフランク。


で、一番おかしかったのが、

「辛いときも楽しいときも共に人生を過ごすことを誓いますか?」

といったお決まりの誓いの言葉に続いて、



「出会いのきっかけは、スペイン語のクラスで出会ったということになっていますが、実際は




インターネットで出会ったことを認めますか?」


 





ここで参加者一同大笑い。


友達はみんなこの二人がネットで出会ったとこを知っているけれど、会社の同僚なんかにはやっぱりネットの出会いというとちょっと怪しがられるてことでスペイン語のクラスで出会った、といいう訳の分からない嘘をついていたのです。

旦那の友達でももう一組、ネットで出会って結婚したカップルももう子供が二人もいるし、やっぱり今、ネットの出会いって多いのね~。


披露宴も大笑いの連続で本当に楽しい結婚式でした。






前に、クリスマスパーティーの時にも書いたけど、旦那の友達はみんな小学生からのずっと仲良しグループでその奥さん、旦那さんも結婚するたび加わり、(私もその一人。)、本当に仲良しさんなんだけれども、このメンバー、この結婚式の2日前、全員がお葬式で集まっているのです。


友達の一人が、4歳の息子が小児癌で先週亡くなったんです。

その子の癌が発覚したのは今年の1月。その前の週、元気で走り回ってた姿を私も覚えてるし、お母さんに頭痛を訴え、歩き方が変だったのでその日に病院に連れて行ったらMRIで脳に腫瘍が出来ていて、手術不可能とその日に宣言されたんです。

あのお母さんが彼を妊娠した時に、私にすごくく嬉しそうにお腹を見せて話していたことを考えると、もうお母さんの気持ちを考えると言葉を失ってしまって。

子供の癌の進行は恐ろしく早く、どんどん弱っていく彼を見ると本当にやるせない気持ちで、先週、お母さんの腕の中で最後の息を引き取った、と聞いたときはもう涙が止まらなくてなんでこんなことが本当にあるんだろう、とやるせない気持ちで一杯です。たった4歳なのに。。


その家族が、この日、結婚式に来ていたんです。

たった2日前に自分の息子のお葬式だったのに、その時も“こんな状況だから結婚式には参加できないけど、おめでとう。”ってあの時も言っていたけれど、昔からの親友の結婚式にはやっぱり祝福してあげたい、とわざわざサンディエゴから駆けつけていたのです。


普通だったらそんな祝福できる心の余裕なんてないと思うのに。新郎も彼らが駆けつけてきてくれた事に驚きと感動で本当に感謝していました。


2日前には全員で泣いて、2日後にはみんなで笑って祝福してあげてる友情になんかじーんと感動した1日でした。


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2 件のコメント:

tera さんのコメント...

結婚式って本当にいいですね。幸せを分けてもらえる。自分の結婚式も一生の思い出になるほどの素敵なものでした。簡単に済ます人も居るけど一生に一度のこと精一杯の式にすることはいいと思います。お嫁さんもきれい!アジアや南米のこんがり系の女性は自分がまた生まれ変わってもなりたい人種。それにしても4歳で子供を失ったご両親は裂ける思いでしょうね。私は自分の子供たちが万が一と考えることさえ出来ません。想像したくないことです。親よりも先に亡くなることはあってはいけないことです。きっと現実を受け入れられない時期だと想像します。

Jessica さんのコメント...

Tera さん、

そう、みんな、ネットでの出会いでこんな美人な奥さんと出会えたなんてむちゃくちゃラッキーだね、って言ってました。フィリピン系の奥さんなんだけどすごいキュートで性格もとってもいい子なので本当にお似合いのカップルでした☆
小児癌で子供を亡くした両親も、というか私達友達全員、まさか本当にそんなことが起こるなんてという気持ちで一杯です。もう、私はお母さんを見た瞬間泣いちゃって言葉になりませんでした。今でも彼女の気持ちを考えると辛くて辛くて本当に言葉が無いです。